今日も流れを読まずにダラダラと長文を投下します(^_^;)
例のごとく、初心者向けの内容なので熟練ハンターの方は読み飛ばしてください。
前回は
>>207で肉質、
>>212,
>>213,
>>214で斬れ味について書きましたが、今回はダメージ計算について説明します。
まず、敵に与えるダメージは物理ダメージと属性ダメージがあり、その合計に補正を掛けた物が最終的な与ダメージになります。
まず、物理ダメージの計算方法ですが、近接攻撃であれば、
【物理ダメージ ＝ 武器倍率 × モーション値 × 斬れ味補正 × 会心補正 × 武器補正 × 物理肉質】となります。
「武器倍率」とは、ステータス画面に表示される攻撃力を武器係数で割った数値。
(MHP3とMHXでは、この数値が武器のステータスとして直に表示される)
アイテムやスキルなどの効果で変動します。
「モーション値」とは、それぞれの武器が持つモーション(＝技)の威力。
データ上の数値を100で割ったものが計算に使用されます。
「斬れ味補正」とは、斬れ味ゲージの状態による補正。
斬れ味黄色を基準(＝補正無し)とし、斬れ味が鋭い程大きなプラス補正が、悪い程大きなマイナス補正が掛かります。
また、斬れ味補正にはアイテムや技によって補正が掛かります。
下記の武器補正と似ていますが、弾かれ判定に影響するのはこちらで、大剣の溜め攻撃、片手剣の攻撃全般、太刀の練気ゲージ点滅時の補正などが該当します。
弓の矢切りへの接撃ビンの効果や、斬り方補正もここに掛かります。
「会心補正」とは、会心率に応じて発生するクリティカルによる補正。
会心率がプラスなら威力向上のクリティカルが、マイナスなら威力低下のバッドクリティカルが発生します。
補正値は作品によって異なりますが、1.25倍および0.75倍であることが多いです。
会心率はアイテムやスキルなどの効果を受けます。
ちなみに見切りや抜刀術等は会心率を上下させるだけですが、超会心はこの補正値そのものを変更する効果があるスキルです。
「武器補正」とは、武器や技ごとに定められた補正。
ガンランスの溜め砲撃やスラッシュアックス・弓の強撃ビンの効果など、各武器の特性に応じて様々な補正が掛かります。
斬れ味補正と似ていますが、弾かれ判定には影響しません。
「肉質」とは、モンスターの各部位が持つ、ダメージが通る割合。
作品によってはスキル効果を受けて変動します。
切断、打撃、弾(射撃)の3種が設定されていて、攻撃に合わせて適用されます。
データ上の数値を100で割って計算に使用します。
また、遠距離攻撃であれば、
【物理ダメージ ＝ 武器倍率 × 弾威力 × 速射補正 × 飛距離補正 × 会心補正 × 武器補正 × 物理肉質 × ボウガン補正】となります。
「武器倍率」とは、近接と同じ為、割愛します。
「弾威力」とは、矢弾ごとに設定された攻撃力。
データ上の数値を100で割ったものが計算に使用されます。
近接攻撃のモーション値に当たるもので、そのままモーション値と呼ばれることもあります。
「速射補正」とは、ライトボウガンの速射弾のみに発生する補正。
弾威力に少しのマイナス補正が掛かります。補正数値は作品と弾毎によって異なります。
「飛距離補正」とは、矢と一部の弾に適応される飛距離(厳密には飛翔時間)に応じて掛かる補正。
最も高い補正がかかる距離はクリティカル距離と呼ばれます。
「ボウガン補正」とは、MHP3以降のボウガンのみに掛かる補正。
その作品に於ける(MHP3はMH3Gと同じ)武器係数と同じ値の補正が掛かっており、
これによってライトボウガンとヘビィボウガンに実威力の差を出しています。
最終的に、
【総合ダメージ ＝ （物理ダメージ + 属性ダメージ） × 全体防御率】となります。
「全体防御率」とは、モンスターがダメージを受ける割合で固定ダメージにも影響します。
クエストごと、およびモンスターごとに設定されていて、難易度に反比例して減少する傾向があります。
（より難易度の高いクエストほどダメージが通り難くなる）
少々面倒臭い（特に遠隔武器）ですが、ダメージ計算が出来ると武器選択やスキル構成が格段に向上するので、是非マスターしてください＾＾